ユニバーサルデザインの研修などを行うミライロ(大阪市)は、アプリを通してバリアフリー情報の投稿数を競い合う第2回「Bmaps杯」を開いている。7月13日までエントリーを受付けている。7月18日から8月26日の間で、障がい者に配慮されている施設のレビューや入口の段差の数などのバリアフリー情報の投稿数を競い合う。(オルタナS編集長=池田 真隆)

第二回Bmaps杯

ミライロはバリアフリー情報を投稿し合うアプリ「Bmaps」を昨年4月にリリースした。現在は日本財団からの支援のもと、特定非営利活動法人CANPANセンターと共同運営している。

同アプリでは、施設のバリアフリー対応度を利用者によって5段階で評価する機能などがある。障がい者が外出時などにスマートフォンから「外出しやすい」施設を見つけやすくした。

このアプリを使って、社会のバリアフリー化を促進するために、今年5月に第一回となる「Bmaps杯」を開いた。3月15日から1カ月半の間で、53チーム・648人が参加し、1万2122件のバリアフリー情報が投稿された。

審査の結果、ベストバリアフリー部門(団体・個人)、ベストインフルエンス部門、グッドレビュー部門の4部門で上位の団体や個人を表彰し、景品を贈呈した。

スケジュール

第二回のBmaps杯では、7月13日までエントリーを受付ける。投稿期間は7月18日から8月26日。9月上旬に結果を発表する。

・Bmaps杯の特設サイトはこちら

【第1回Bmaps杯 結果一覧】
■ベストバリアフリー部門 企業(団体) *企業(団体)ごとに、投稿によって獲得したコイン数を競う部門。
1位:近畿労働金庫労働組合
→10,771コイン(2,678レビュー相当)
2位:日本航空株式会社
→7,787コイン(2,119レビュー相当)
3位:自由が丘セザンジュ
→5,798コイン(1,254レビュー相当)

■ベストバリアフリー部門 個人 *ユーザーごとに、投稿によって獲得したコイン数を競う部門。
1位:磯谷 俊仁 さま
→4,600コイン(814レビュー相当)
2位:Jun Sakuraiさま
→4,207コイン(701レビュー相当)
3位:としゆき さま
→4,129コイン(559レビュー相当)

■ベストインフルエンサー部門 *企業(団体)に所属しているユーザー数を競う部門。
1位:日本航空株式会社→86人
2位:奈良学園大学→85人
3位:大和ハウス工業株式会社 →70人

■グッドレビュー部門 *ユニバーサルデザインのプロフェッショナルにより、優れた投稿を決定する部門。
審査員(五十音順)
・NPO法人 MAMIE 代表 安藤 美紀
・株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内 俊哉
・hullabaloo 代表 平原 礼奈
安藤審査員選出グッドレビュー
・投稿者:磯谷 俊仁 さま
・スポット名:青梅市立青梅中央図書館
垣内審査員選出グッドレビュー
・投稿者:AK さま
・スポット名:丸善日本橋店
平原審査員選出グッドレビュー
・投稿者:nm さま
・スポット名:ルサルカ


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