かえでラグビースクールは、幼稚園児から中学生までラグビーを通してスポーツの良さを伝える活動をしている。この活動が始まったきっかけは、家庭の経済的事情でスポーツを諦めてしまう子どもにもスポーツに触れてほしいという代表者の思いから。コーチ陣の遠征費を除くスクールの運営費は、協賛企業から集めている。(山梨学院大学青山ゼミ支局=清 翔太・山梨学院大学現代ビジネス学部3年)
かえでラグビースクールを立ち上げたのは望月大和氏。設立時期は、今から7年前の2009年。お金がないという理由でスポーツができない子どもにもスポーツの良さを知ってほしいという思いで、無料でラグビー教室を開いている。
スクールの運営費は、協賛企業から集めている。活動を継続的にするため、1企業で100万円を出してもらうようにお願いするのではなく、1年で1万円の協賛費を100年続けてもらえるようにお願いしている。
スクールを指導しているコーチ陣は経験者ではない。しかし、彼らは子どもたちを選手育成のためではなく、スポーツの楽しさを知ってもらうために指導しているので、未経験者でも問題はない。
筆者は実際にかえでラグビースクールのボランティア活動を体験した。入りやすい雰囲気づくりがしっかりと行われていると感じた。それは、ラグビー初心者でも気軽に馴染めるようにコーチ陣が「焦らずに自分のタイミングで練習の輪に入っていけばいい」と言ってくれたことや、ミスをしたりしても責めたりしてこなかったことからである。
このかえでラグビースクールの活動によって、スポーツの良さを知る子どもたちが増えていく姿をみてみたい。そう思って、かえでラグビースクールの様子をのぞきにいってみた。その時の様子はこちらの記事に詳しく書かれているので、ぜひ読んでみてほしい。
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