学⽣団体UMF(大阪府大阪市)は4月21日の統一地方選挙の投票日に合わせて大阪府・服部緑地野外音楽堂で音楽フェスを開く。特徴は、投票済証明書が入場チケットになることだ。同フェスには、nobodyknows+やCHEHONなどが出演し、学生ダンスサークルもパフォーマンスを披露する。定員は2700人。(オルタナS編集長=池田 真隆)

学⽣団体UMFでは主催する音楽フェスの無料化を決め、若者の政治参加をポジティブに促す

同フェスの名称は、「University Music Festa. 2019 ⼤阪」。服部緑地野外音楽堂で13時から19時半まで行う。ヒップホップやレゲエなど多様なジャンルからアーティストが出演する。

学⽣団体UMFは学⽣のみで⾳楽フェスの企画・運営を⾏う団体として、2012年に大阪で発足した。これまでに主催した音楽フェスでは累計で1万5千人以上を動員してきた。今では大阪・愛知・北海道・広島・福岡・神奈川・栃木に支部があり、各地域の学生が活動を行う。収益はすべて団体の活動に使われ、すべてのスタッフはボランティアとして関わっている。

過去の衆議院議員総選挙では平成5年の第40回から20歳代の投票率は50%を下回り、前回の第48回では10歳代が40.49%、20歳代が33.85%と、全年代を通じた投票率53.68%を大きく下回る結果となった。

現在、クラウドファンディングサイト「campfire」で同フェスに掛かるステージ制作費やテントなどの備品費などを募集している。目標金額は300万円。

クラウドファンディングで挑戦中の取り組みはこちら


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