金沢工業大学SDGs推進センターは28日、小中高生を対象にしたSDGs(持続可能な開発目標)の自宅学習教材を開発した。この教材の副題は、「おうちで取り組む17日間SDGsチャレンジ」。家にいながら、SDGsが掲げる17目標の達成に取り組む。(オルタナS編集長=池田 真隆)
新型コロナウイルスの影響で「STAY HOME」が日本のキーワードになっている。そこで、同大学のSDGs推進センターでは学生団体SDGs Global Youth Innovatorsと連携し、家にいながらSDGsを学べる学習教材を開発した。
名称は「STAY HOME for SDGs~おうちで取り組む17日間SDGsチャレンジ~」。SDGs推進センターの公式サイトで公開している。
この教材は、SDGsが2030年までに達成を目指す17の目標に沿った17のチャレンジから構成されており、チャレンジの例としては、「自分たちでできる家事を増やしていこう。お父さんやお母さんと相談して、家事の分担表をつくろう」などのように、小学校低学年から実施ができるものも記載されている。
チャレンジ期間は5月1日から29日。SDGs推進センターでは、すべてのチャレンジを実施した小中高生には修了証(賞状)をデジタルデータで贈呈する。さらに、先着50人に、SDGsを学べるカードゲーム「THE SDGs Action cardgame『X(クロス)』」をプレゼントする。
学生団体SDGs Global Youth Innovatorsでは、実際に大学生・院生が家にいながら各チャレンジを実施した様子を動画で配信している。
STAY HOME for SDGs~おうちで取り組む17日間SDGsチャレンジ~
4月30日まで公開している説明動画↓
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