2012年リオで開催の世界のトップが集まる地球サミットに向けて
ワールドシフト

最近、ワールドシフトと言う言葉を耳にすることはないだろうか?
持続可能で平和な社会への転換(=ワールドシフト)を目指す活動の事である。

上記プログラムではワールドシフト・ネットワーク・ジャパンの代表理事、谷崎テトラさん達が参加のパネルディスカッションと参加者全員でワールドカフェスタイルのミーティングが行われた。

谷崎テトラ氏と司会の大江亜紀香氏


 

 

 

 

 

 

 

 

谷崎氏は1972年に発表されたデニス・メドウズの著作「成長の限界」が指摘する資源の有限性から温暖化のもたらす危機の数々、世界金融危機などを踏まえた、アーヴィン・ラズロ博士が09年9月に提唱した「世界的緊急事態におけるワールドシフト2012宣言」は、現在世界は生態系、経済、社会の危機であり、その発展の方向性を変えない限り、持続は不可能。何もしないと崩壊する、自ら変わるしかないことの認識を持つことを呼びかける宣言であることを解説。
取り分け日本は大震災被災地として文明の発展の方向性に向き合い、新しい価値観と仕組みを産み出すことが必要とされているとのVISIONSプロジェクトの見地から、農を通したライフスタイルの転換、都市と農家を繋ぐ仕組みの構築を考えてみよう、と説く。

ワールドカフェの参加者達

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また都市生活者の農力向上委員会事務局の西村ユタカ氏 からは、石油も原発もお金も無い日本で、しかも無縁社会の日本では都市と農村を繋ぐ事が肝要ではとの考えから、農力検定で都市生活弱者の救済や自給共生型の暮らし方、そのために市民参加型農園の紹介や10月1日の震災チャリティ収穫祭の紹介があった。(この件はワールドシフト「イベント&プレゼント」欄に案内掲載)
その後のワールドカフェでは参加者全員のワールドカフェを通して、シフトはどうすれば出来るかなどを短い時間ながら話し合った。