「3.11から1年。僕たちが想い続けるということ。」東日本大震災の直後に参考書宅救便という団体を設立しました。この団体では全国から使用しなくなった参考書や辞書といった学習教材を回収して震災によって学習環境が悪化してしまった東北の中高生に支援するという活動を行っています。

全国から集まった大量の参考書を整理する赤塩さん(写真左)

震災から1年。この1年間でボランティアをした人、募金をした人、何かしようと思ったけどできなかった人、そうでない人がいる。それぞれの人にあの3.11に感じたことや思ったことがあったはずです。僕が1年という歳月を経て思うのは「0か1というものではない。」ということ。

ボランティアや募金をしたから偉いわけではないし、まして何もしなかった人がだめなわけでもない。これから本当に必要なのはそういったそれぞれの立場の人が被災地を東北を「想い続けること。」なのではないかと思っています。

そのためにも今からでも1人でも多くの人が被災地に行って、自分の目でしっかり見て、感じ取って欲しい。
きっとそこから本当の想いが生まれるのだと思います。(寄稿・参考書宅救便代表、青山学院大学3年赤塩勇太)


参考書宅救便