障がいの有る無しを問わずに利用できる製品や施設であるUD導入へのコンサルティングや、高齢者や障がい者への接客に関する研修を行う。

「目が見えない人は、肌で触る感性が発達しているので、彼らがタオルを作ると好評を得る。障がいはハンデでも、マイナスでもなく、強みになる」とバリューを社会に訴える。

障がいがある学生への教育支援や就労支援を展開し、ハードだけでなく、ソフトも変えていきたいという。

活動できる期間が20年余りという現実も受け入れて日々活動する。「残された日数は7645日。人生の長さは変えられないが、人生の幅は変えられる」。

「全国3000万人の高齢者と、750万人の障がい者は何らかの不都合を感じながら生きていることが多い。当事者だからこそ気づける視点で、世の中を変えたい。ぼくの小さな思いを大きなうねりにして、日本をUD先進国にしたい」と夢を語った。

渡邉会長は、「限られた時間の中で、目一杯がんばってほしい。素晴らしい夢だ」と評した。(オルタナS副編集長=池田真隆)


ミライロ

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