社会起業家支援を行うアショカジャパンでは2012年から、ユースベンチャープログラムを開始している。社会のために行動を起こしたいという気概と、ユニークなアイデアを持つ若者を支援している。現在28組のベンチャラーが、北海道から九州まで日本各地で活躍している(中にはカンボジアで活動する者もいる)。これから二週間に一組ずつ、彼らの活動を紹介していく。社会課題に向き合う若者たちの素顔に迫る。(アショカジャパン=新居日南恵)
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アショカジャパンでは東北復興をはじめとし、より良い世界を自らの手で作る意欲のある若者をサポートしている。2013年9月から「ベンチャラー図鑑」として、2週間に1チームずつベンチャラー紹介を行う。みなさまぜひぜひご覧下さい!
NO,1 気仙沼でロックフェスを企画した女子大生――中川七海
兵庫県立大学の中川七海さん(20)は9月7日、「0→1ロックフェス」という音楽フェスを東北で開催した。「自分の目で見ないと、どんな問題も他人事のままである」という信条に基づき、今後も東北に足を運んでもらえる仕組みづくりを考え続ける。ユースベンチャラーとして活動する中川さんに思いを聞いた。
NO,2 「周りの人に死んでほしくない」、地元高校生と被災者をつなげる19歳コンビ――中澤郁美&宮本一輝
ベンチャラー図鑑第二弾は、今年6月にベンチャラーとして認定された、中澤郁美さんと宮本一輝さんペアを紹介する。気仙沼市出身の中澤さんと、高校卒業後気仙沼の復興支援NPOでインターン中の宮本さんは、これ以上、死ななくてもいいはずの人が死ぬことを防ぎたいと、宮本さんの出身地である和歌山県の高校で被災者との交流の場作りを考えている。
第3弾の今回ご紹介するのは、気仙沼で高校生と大学生をつなげるイベント「気仙沼みらい創造カレッジ」を企画している矢野大地さん(22)。「気仙沼の高校生たちに、自分自身の将来を真剣に考える機会を提供したい」と、彼は語る。
NO,4 神戸と東北をつなぐ東北物産展――津田紘那&高橋愛満
第4弾の今回紹介するのは、「ENCAN PROJECT~大震災を経験した神戸と東北をつなぐ東北物産展~」を行う津田紘那さん・高橋愛満さん。
第5弾の今回ご紹介するのは、近畿大学3年の大前拓也さん(20)。彼が東北で出会った中高生を、地元関西に招待し、お互いがまた会いにいきたいと思える様な関係を作るための「東北と関西をつなぐ逆ツアー」を企画している。
NO,7 人をつなげる「ミニ起爆剤に」 関西の学生が災害ネットワークづくり――弘田光聖
第7弾の今回紹介するのは、東北や防災に関わる人々とのつながりをつくり、復興支援に関わる学生のモチベーション維持や今後の災害ネットワークづくりのためのイベントを企画する関西大学2年の弘田光聖さんだ。
NO,8 きれいな服に「あいたいもん」 女子高生、服の交換会を企画――Shally Choi・井上絵梨香
第8弾となる今回紹介するのは、「服の交換イベントで、ファッションに興味を持つ多くの女子高生に環境の大切さを知ってほしい!」という想いを持った高校生 Shally Choiさん・井上絵梨香さん。
NO,9 日本を変えるのは「僕ら」、若者と政治をつなぐ熱血男児――青木大和
第9弾の今回ご紹介するのは、10代が政治へ興味を持ち主体的に参加することを目的として活動する「僕らの一歩が日本を変える。」代表の青木大和さん。
第10弾となる今回紹介するのは、ホットスポットから彼女の地元北海道に避難されている方々を含め、北海道に暮らす人々を対象にしたプログラム「体感農場」の運営を行っている大学生、金川綾華さん 第11弾の今回は今まで空を見上げる機会のなかった人が空を見て、空や自然の変化に気付き、空を好きになるきっかけをつくる「そらばとん」を行なっている関西学院大学3年の中川なつみさん 第12弾の今回はファッションを切り口に気仙沼で活動する志田淳さん。 NO,13 南三陸で踊れ!トコヤッサイコンテストが復活 16歳高校生が主宰―――佐藤美南 第13弾の今回は、南三陸町で伝統祭り「トコヤッサイコンテスト」を企画、運営する高校2年生の佐藤美南さん。 NO,14 「震災から学んだシンプルなこと」 京都中高生に伝える―――下田 満 第14弾の今回は京都の中高生に対して震災の講演活動を行なっている下田満さん。