オルタナS関西支局から発信する人気コンテンツ「社会を変える クリエイターのヒラメキ」の記事をまとめました。「これまでの常識とは違う働き方をしている」「新しい課題や分野にチャレンジしている」「社会課題の解決に取り組む」魅力的なクリエイターを取材しています。多様なクリエイターの生き方を通して、将来を考える際のヒントにしていただければ幸いです。(製作・オルタナS関西支局)
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青空代表の清水柾行氏(51)は、全国各地の様々なジャンルのクリエイターが、自分の大切な町を冊子や映像にして紹介する「わたしのマチオモイ帖」展示会の仕掛け人であり、育ての親だ。同展示会は2011年4月、ある女性コピーライターが自分のふるさとについて綴った1冊の冊子から企画が生まれ、発展。見る側の心にもある、町や人への想いを呼び覚ますと共感を呼び、昨年、新しい地域資源を発見するプロジェクトとしてグッドデザイン賞を受賞した。これまで出展された作品は約650に上り、今年は2月28日から東京ミッドタウン、3月7日からメビック扇町(大阪)で展示会が開催される。この全国のクリエイターを巻き込む活動の裏には、人や社会の在り方を問い続ける一人のクリエイターの姿があった。
美魔女を筆頭にアラフォー女性に勢いがある一方で、同世代の中年男性に目を向けると何だか元気がない。しかし40代は組織で管理職を担う人も多く、この世代の男性が今の日本経済を支えていると言っても過言ではないのだ。そんな彼ら、特に日本企業の99%を占める中小企業で働く中年男性を応援したいと、これまでにない斬新な手法でセミナーを展開するプロデューサーが大阪にいる。ブランディングの専門家であるエサキヨシノリ氏(45歳)に、「中小企業系オヤジを唄で応援するPassion Lives Here Band 」のライブセミナーについて、話を聞いた。
人の記憶に残る場所――必要なのは、シンプル・機能的・温かみ-堤 庸策-
大阪にある建築設計事務所arbol(アルボル)代表の 堤 庸策さん(34歳)は、住宅や店舗の設計、インテリアデザインなど空間全体のプロデュースを行っている。arbolの共通テーマはシンプルで機能的、何より人が温かみを感じる空間。 人が自然な心地よさを感じ、ずっと記憶に残る場所。そんな世界観を生むため、現場に足繫く通って指示をだし、使う建材や材料の質感など細かい部分まで妥協はしない。