夢の実現性を競い合うコンテストみんなの夢アワード5(主催:公益財団法人みんなの夢をかなえる会)が2月23日開催する。予選を勝ち抜いた7人のファイナリストは日本武道館で自らの夢についてプレゼンする。本番まで残り1カ月を切ったなか、オルタナSではファイナリストたちへインタビューを実施。「なぜその事業を行うのか」という共通の質問を問いかけた。今回は、世界一の四葉ハンターを目指す生澤愛子さんを紹介する。

会場に集まった大学生たち100人の前でプレゼンする生澤愛子さん

四葉の活動にかんしてプレゼンする生澤愛子さん

専門学校に通う生澤愛子さん(18)は、世界一の四葉ハンターになることを目指す。3歳から四葉探しをはじめ、これまでに見つけた総数は4万葉以上。本人は、1時間あれば「250葉は探せる」と言う。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

幼少期は四葉を探すことに何の抵抗もなく、過ごしていたが、中学校・高校と成長するにつれて、「四葉探しが好きです」と周りに言うことに恥じらいを覚えるようになったと振り返る。高校生のときは、「四葉探し」をバカにされて、クラスの男子に、からかわれてしまったこともあるという。

しかし、アーティストインキュベーターの四角大輔さんから、「恥ずかしがらずに、好きなことをやり続けていけばいい」との後押しを受け、四葉探しを仕事にすることを決意した。現在は、探した四葉をスイーツに着けて届けたり、四葉を探すピクニックも企画している。将来は、「世界各国で四葉を集めて、四葉集めのギネス記録にも挑戦したい」と語った。

「好きなことを続けていくと、それが仕事になる」――このメッセージを同世代の若者に伝えるべく、彼女は明日武道館に立つ。

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