夢の実現性を競い合う「みんなの夢アワード」(主催:公益財団法人みんなの夢をかなえる会)。毎年、全国から数百人がエントリーし、審査を勝ち抜いたファイナリストが数千人の観衆と審査員、約50社の協賛企業を前に自らの夢をプレゼンする。

会場からの投票で、「日本一」の夢を決め、最高のプレゼンテーターには100万円の夢支度金や協賛企業から最大限のサポートを得ることができる。優秀なソーシャルビジネスには、最大2000万円の出資交渉権が授与される。

今年は2月20日に7回目の同アワードが舞浜アンフィシアターで開催される。開催を前に、シリーズ「ファイナリストの今」と題して、過去のファイナリストたちの近況を紹介する。取材したのは、みんなの夢アワード5で、「途上国の子どもたちに映画を届ける」とプレゼンし、グランプリを獲得した教来石小織さん。

数千人の前で「日本一」の夢を競い合ったみんなの夢アワード6のファイナリストたち

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2016年2月22日、舞浜アンフィシアターで行われた「みんなの夢アワード6」。2000人の観客の前に最後のファイナリストとして登場したのは、赤いエプロンと三角巾を身につけた大津たまみさん。「私の夢は、シングルマザーハウスを日本中に作ることです」。時に笑顔で、時に真剣に、時に目を潤ませ語る大津さんのプレゼンに、会場にいた誰もが胸を打たれ、大津さんの夢は、「みんなの夢」になりました。


みんなの夢AWARD4でグランプリに輝いた吉藤オリィさん。日本武道館の舞台に黒い白衣で威風堂々現れた彼の夢は、「孤独や寂しさを解消すること」。病気や事故で外に出られない時の孤独。それは彼自身が不登校となった小・中学校時代にずっと抱えていた感情でした。


最近では嵐の番組や「めざましテレビ」など、メディアにも引っ張りだこの「四葉ちゃん」こと生澤愛子さん。自身を取り巻く環境は変われど「四つ葉のクローバーでたくさんの人を幸せにしたい」という想いはぶれることなく、真っすぐに進み続けている四葉ちゃん。そんな四葉ちゃんに、夢アワードのことや夢を叶えるために必要なことについて聞いてみました。


薄手のコートを羽織っても肌寒くなってきた11月初旬。イタリアンレストランで温井和佳奈さんのインタビューを行いました。ストールを巻き、凛とした姿勢で颯爽とお店に現れた温井さん。相変わらずエレガントで、長い黒髪はツヤツヤ。思わず使っているシャンプーを聞くと、「フルボ酸のシャンプー」とのことでした。メモしました。温井さんが前に座ると、背景にある庶民の味方のレストランの絵が、本物のラファエロに見えてくるから不思議です。


惚れ惚れするような美貌の持ち主の如月音流(きさらぎ・ねる)さんは、北海道稚内市にあるラーメン屋の息子として生まれました。高校卒業後は飲食の道に進もうと、調理師専門学校へ。卒業後は実家のラーメン屋を手伝いながら、当時流行っていた携帯電話のデコメールのサイトを運営していました。それが東京の会社の社長の目に留まり、東京へ。


教育政策アドバイザーとして、自治体や教育機関との仕事に取り組む株式会社Prima Pinguino代表の藤岡慎二さん。日本全国、辺境の地でも教育改革を進めています。若者たちが良き未来を切り拓けるよう教えながら、そして自身も、起業家として常に挑戦を続けていく人です。


8000人の観衆、約60社を前に夢をプレゼンする「みんなの夢AWARD5」が2月23日、日本武道館で開催された。536人ものエントリーから選ばれたファイナリスト7人が最終プレゼンテーションを行った結果、グランプリにあたる「夢AWARD」には、映画配達人プロデューサー・教来石小織さんが選ばれた。