オルタナはこのほど、別冊「72組織 わがパーパス」を発行しました。省庁・自治体・株式会社・非営利組織(大学や病院を含む)など72組織のトップに、パーパス(存在意義)を執筆していただきました。その一部をご紹介します。
全従業員の物心両面の幸福を追求する
経営資源の中で最も重要なのは「人」であり、私たちKDDIは、企業のパーパスの真ん中に、人(従業員)を位置付けています。
社是は「心を高める ~動機善なりや、私心なかりしか~」で、会社で働く従業員の「人生の目的」、つまり「心のあり方」を掲げています。これは、創立者である当社最高顧問の稲盛和夫氏の「人間の生きる意味や人生の価値は心を高め、魂を錬磨することにある」との言葉からきています。
そして、従業員一人ひとりが、人として純粋な考え方を動機とし、限りなく「心を高め」ていくことが、会社として、世のため人のために役立つ事業を行っていくことにつながると考えています。
さらに、私たちKDDIの社会における企業のパーパスとして、「KDDIグループは、全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、お客さまの期待を超える感動をお届けすることにより、豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献します。」を掲げています。
「全従業員の物心両面の幸福を追求する」ことが「お客さまの期待を超える感動をお届けする」のと同じくらい大切で、全従業員の物心両面の幸福を追求することにより、全従業員は全力で仕事に打ち込み、お客さまの期待を超える感動をお届けすることができるのです。
つまり「全従業員とお客さまを同時に幸せにすることにより、コミュニケーション社会の発展に貢献することが、KDDIのパーパス」です。
通信事業者として、世界中の人々の思いや笑顔をつなぎ、5Gなどの新しいコミュニケーション社会の発展に貢献する、これは、まさにSDGsの「事業を通じた社会課題の解決」や「誰一人取り残さない」ことだと考えています。
…続きは「alterna別冊 72組織 わがパーパス」をご覧ください。