オルタナはこのほど、別冊「72組織 わがパーパス」を発行しました。省庁・自治体・株式会社・非営利組織(大学や病院を含む)など72組織のトップに、パーパス(存在意義)を執筆していただきました。その一部をご紹介します。
林業から資材開発まで、環境の本質に焦点
チャネルオリジナル社は自然素材を中心とした環境共生型の建築資材の生産・開発・販売を行う会社です。海外のグループ会社、屋久島における林業、北海道における広葉樹製品の開発を含め、「川上から川下」までトータルにオリジナルなチャネルをマーケットに提供しています。
弊社のパーパスはEcology&Safety。パーパスとビジョン、ミッション、バリューとの区別をしっかりつけるために、まずはこの「環境と安全」の定義をしておきます。その上で、各事業領域がパーパスの上に積み重なっていることを理解いただきたいと思います。
特に重要なカギになるのが「Ecology」です。これは「Eco」とは違います。Ecologyは本来「生態学」であり、人間のみならず生態的な環境を意味します。
「環境」はEnvironmentの訳が通常で、つまり「環境」と日本で使われている意味は、①人間を取り巻く環境(つまりEnvironmentに近い)=人間が生き残るための環境 ②自然環境(つまりEcologyに近い)のどちらを指すかによって意味が変わると思うのです。
そして「エコ、co」と「エコロジー、Ecology」とを混同して使われていることも多いです。正確には「エコ」は和製英語と言われ、「エコロジー」と「エコノミー」をかけた造語、例えばエコ家電やエコカーなどはこれを指しているのではないでしょうか。
弊社でいうパーパスとしての「Ecology」は「生態的な自然環境への配慮を重視、維持していく」ことを意味します。
…続きは「alterna別冊 72組織 わがパーパス」をご覧ください。