オルタナはこのほど、別冊「72組織 わがパーパス」を発行しました。省庁・自治体・株式会社・非営利組織(大学や病院を含む)など72組織のトップに、パーパス(存在意義)を執筆していただきました。その一部をご紹介します。
チコちゃんに叱られないようにするには
「いま、地球環境は私たちの暮らしから生じる二酸化炭素などの温室効果ガスにより深刻な影響が出始めている。
私たちに必要なことは持続可能な社会の実現をめざして、市民一人ひとりが豊かで美しい地球環境を未来に引き継ぐために、それぞれの立場でこの課題に取り組むことである」これはThink Globally Act Locallyの精神のもと、「もっと行動につなげよう」と2006年に私たちがアクト川崎を立ち上げた時の「設立趣意書」の冒頭です。
当時、130万人の川崎市民に対して「私たちの活動は砂漠に水を撒くようなものではないか」と感じながらも、「でも、やっていくんだ」というあきらめない姿勢がありました。
そして、「地球温暖化」という言葉は多くの方々による取り組みの成果として、浸透していきました。
アクト川崎が運営する川崎市地球温暖化防止活動推進センターは2010年に活動を始めました。その後、地球温暖化防止の国際的な枠組みであるパリ協定がCOP21で採択され、私たちの活動は「水を撒いた場所から、少しずつ芽が出てきたかな」と実感できるようになってきました。
…続きは「alterna別冊 72組織 わがパーパス」をご覧ください。