先日、引退を表明した浅田真央さん。オルタナS編集部では2014年9月、インタビューを行った。社会貢献についての考えややりたいことの見つけ方などを聞いた。当時のインタビュー記事を再掲する。
*取材内容・プロフィールは2014年9月当時のものです。
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フィギュアスケートの浅田真央さんは9月21日、住友生命が展開する「ヤングジャパンアクション」のプロジェクトリーダーに就任した。同プロジェクトは、若者の社会貢献活動を応援するもので、大賞に選ばれた活動には浅田さんも参加する予定だ。「小さなころからたくさんの人に応援してもらってきたが、今度は私が日本の皆さんを応援したい」と語る浅田さんに、意気込みを聞いた。(聞き手・オルタナ副編集長=吉田 広子、オルタナS副編集長=池田 真隆、写真=川畑 嘉文)
――ヤングジャパンアクションでは、若者が考える社会的課題を解決する活動を全国から募集します。浅田さんが感じる社会的課題はありますか。
浅田:遠征や大会で世界を周って、日本は恵まれている国だと感じています。人も親切で温かいです。
海外では道を歩けば、ホームレスや子どもの物乞いに会いますし、低賃金や労務環境に反発した職員がストライキを起こして、電車やバスが動かなくなることは珍しくはありません。
もちろん、日本でも事件はありますが、外国と比べてみると平和で恵まれています。
――大賞に選ばれた活動には、浅田さんも参加するそうですね。参加してみたい活動はありますか。
浅田:一つは、東北に行って復興支援につながる活動をしたいです。
私は小さいころから多くの人たちに応援していただき、勇気や元気をもらってきました。ですから、その恩返しとして、感謝の気持ちを持って、このプロジェクトに挑みたいと考えています。
そして、私たちが東北に行くことで、現地での活動を通して、少しでも私たちの気持ちが現地の方に伝わるとうれしいです。
――浅田さんは世界で活躍するスケーターですが、自分の役割をどのようにとらえていますか。
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