岡山県美作市上山。大阪の英田上山(あいだうえやま)棚田団は、かつて8300枚あったと言われる荒廃した棚田の再生活動を行っている。地道な草刈りからの再生活動を始めて4年だ。

「写真で見た棚田中のはぜ干しの風景を再現する!」そんな傍から見たら「アホ」な大阪人の想いは、地元の人はもちろん、周りをどんどん巻き込んでいる。なかには他の地域から村に定住する者も出てきており、私もその一人である。

(昭和40年代の写真:高田昭雄氏撮影)


その「アホ」なくらいのパワーが、棚田再生、地域再生を突き動かしていることは、書籍『愛だ!上山棚田団〜限界集落なんて言わせない!〜』に、詳しく書かれているのでぜひご一読いただきたい。
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一度荒廃した棚田の再生は言葉で言うほど簡単ではない。メンバーの日々の格闘があって、ようやく収穫を迎える。さらに天日干しと手間ひまかかる作業をあえてやる。村中に、はぜ干しの風景を取り戻すこともひとつの目標だからだ。



収穫された米(ふくひかり)は5kg3500円(玄米/精米代・送料別)で予約受付中。今年の収量はおよそ3t。売り上げはすべて、棚田再生活動の資金となる。

購入希望の方は、①数量(1ロット=5kg)②玄米か白米か③住所を記入の上、下記URLのフォームよりご連絡ください。お待ちしています。(オルタナS岡山特派員 井筒木綿子)

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