川柳部門 佳作 昇龍さんの作品(大阪)

今年9月に行われた「路上文学賞」の受賞作品がついに発表された。

参考記事:“ホームレス“とあなたが歩み寄る場所、「路上文学賞」の世界
さらに詳しい情報は路上文学賞Facebookページへ。

路上文学賞は、広義の“ホームレス”生活者を対象とした文学賞。今年は2回目で、全国から70以上の作品が寄せられた。

受賞作品は路上文学賞のブログで公表されている。作品は全て応募された原稿用紙やメモ用紙のまま紹介されている。彼らが用意した紙や書いた文字も含めて、一つの作品として捉えているからだ。

また、12月26日の午前0時40分からNHK総合にて、路上文学賞を特集したドキュメンタリーが放送される。是非受賞作品を一読のうえ、路上文学が魅せる世界を堪能して欲しい。

ドキュメント20min 「路上で文学が生まれた」NHK総合:平成23年12月26日(月) 午前 00:40~01:00

関西圏のみ、午前 01:25~01:45

 

※どちらも日曜日深夜になりますのでご注意下さい。

※再放送についてはNHKホームページをご覧ください。

受賞作品は以下のとおり。

第2回路上文学賞 受賞作品

文学部門
【大賞】
川端 銀二 「ホームレスギャンブラー」(大阪)

【佳作】
中野 マリ子 「きみちゃんの夜明け」(大阪)

小杉 博 「 (無題) 」(仙台)

鈴木 太 「ガリとカラスと鳩」(仙台)

佐藤 寿雅 「野良人の果て」(東京)

【奨励賞】

MAY 「ねこ」(大阪)

井上 登 「1974年 大阪駅構内の手配師による半タコ部屋」(大阪)

岡山 秀孝 「自信をまつ」(大阪)

川崎 重行 「死の寸前までいった」(川崎)

大友 雅之 「ホームレスとゴミ」(仙台)

神四郎 「遠い日の夏」(東京)

 

川柳部門

【大賞】

T子 (川崎)

【佳作】

昇龍 (大阪)

【奨励賞】

西口 (大阪)

南 政治 (京都)

(オルタナS特派員 大下ショヘル)