笑顔がプリントされた傘を開いて歩く「MERRY WALK」が、東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田と東松島にて行われた。



開催したMERRY PROJECTが東松島を始めて訪れたのは震災の一ヶ月後。当時は「みんな疲れていて、先が見えず、絶望的だった」と振り返る。

それからまもなく一年。そこには笑顔がたくさんあった。





「MERRY WALK」には近所の住民ら60人以上が集まり、みんなで”笑顔の傘”を持って田んぼのあぜ道を歩いた。



一方、陸前高田市で主役となったのは地元にある米崎保育園の子どもたち。
約70人の園児たちが一斉に傘を開くと・・・

そう、ハートの形に!

そして自分の笑顔がプリントされた傘を持って大行進!



教室に戻り、ハートの笑顔のポスターをプレゼントすると、先生も園児たちも大興奮!





今回の「MERRY SMLE ACTION」は、被災した人たちに元気を出してもらい希望の笑顔を咲かせるため、福島県いわき市、宮城県東松島市、岩手県陸前高田市の3カ所で行なわれた。

「本当は津波が来たラインを”笑顔の傘”で結びたかったが、歩けないところや子どもが行くべきではないところがまだまだ残っている」と話す代表の水谷さんは、震災直後から東北でMERRYな活動に取り組んできた。

その様子は、震災から1年となる3月11日にBS・CS放送7チャンネル合同特別番組「ニッポンの笑顔〜こころの復興を求めて」にて放送される予定だ。東北各地がこの一年間歩んできた日々を”笑顔”という視点から見てみよう。