ザ コカ・コーラ カンパニーは、東日本大震災の被災地復興支援のために「コカ・コーラ 復興支援基金」を公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団内に設立した。
震災から2年目以後の企業の取り組みを注視していきたい
この基金は、公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団の活動理念に基づき、教育施設をはじめとして被災した子どもたちの生活復興に必要とされる公共施設などに役立てることを目的に設立されたもの。
同基金では、ザ コカ･コーラ カンパニーが総額25億円の復興支援金の中から拠出する資金、コカ･コーラシステム社員から集めた募金、一般市民からの寄付が併せて活用される。
同基金のサイトによると、これまでに15億円を被災した公立小中学校の復興に拠出し、防災対応機能を備えた太陽光発電および蓄電池の設置に関する費用を助成するなどしてきた。今後は、被災地の高校生に米国でのホームステイの機会を提供するなどの事業に拠出される予定だ。
一般市民からの寄付は1月16日時点で1173万7698円の募金が集まっているそうで、今月末まで同基金のサイトにある振込口座で受け付け中だ。
これを機会に企業系財団に寄付し、その事業や成果を見守ってみてはどうだろう。企業の社会貢献活動の一端にコミットしていくことも、企業を成長させ、エシカルな事業活動を育む力になるのだから。（今一生）
●公益財団法人コカ･コーラ 教育・環境財団 コカ･コーラ 復興支援基金について
http://www.cocacola.co.jp/info/donation/index.html
★★★★オルタナS１周年記念【直撃S】傑作選
■「若者たちよ、レールからはみ出よ」 侍ハードラー為末大
■「誰のせいにもせず、ただ出来ることをひたすらに」 Candle JUNE
■「収入は10分の１。それでも『命』を守りたかった」 山本太郎
■小林武史が語るこれからの生き方「若者よ空気を読むな」 小林武史
