一日一万円で顔面に広告を掲載するサービス「顔面広告.com」が本日22日リリースした。同サービスでは、顔面の広告枠を広告主が購入する。広告主が提供したアイコン画像をステッカーに印刷し、希望した一日を選び広告枠となる人の顔面に貼る。広告費は個人、企業問わず、一律で一日一万円で、決済方法はPaypalを利用する。
開発したのは様々なネットサービスを仕掛けるLiverty(リバティ)。7月から9月の三ヶ月間は、リバティ所属で同サービスのディレクションを担当した大川竜也さん(30)が広告枠となる。広告枠となる人を追加するかは、三ヶ月間の反応を見て行うという。
大川さんは、「ソーシャルメディアを利用し、顔面を広告枠として売り出すことに関して、個人の新しい可能性を引き出すことにつながると感じている。今後は顔だけでなく、見せられる範囲で身体のあらゆる場所を広告枠にしていき、個人をマネタイズ化していく可能性を探っていきたい」と話す。
同サービスはリリースして、3時間あまりに4社からの申し込みが入ったという。大川さんは顔面広告の顔面担当者には、特別な技術や能力は必要ないという。「唯一必要なのは、顔に広告を貼り、街中を歩く勇気だけです」と話す。(オルタナS副編集長=池田真隆)
・顔面広告.com