震災復興に向けて活動場所や役割が異なる様々な学生団体同士が、楽しみながら横断的に情報交換をしようというイベント、「第二回・Sapporo Youth Conference for 3.11(SYC)」が7月22日に北海道大学(札幌市北区)のクラーク会館で開催される。

会議をする学生たち


「第一回では、まずはそれぞれの団体がどのような活動をしているかの相互理解が中心でした。今回は、かつて一緒に活動した仲間達やこれから何ができるか考えている仲間達と、一年たった今だからこそ改めて復興について考えたいと思っています。一部の地域を除いて比較的震災の被害が少なかった北海道では、復興支援に対する想いが急速に遠のいてきているのです。また、支援やボランティアという事は難しいことではなくそして、いわゆる『意識の高い』人達のものだけではないという事をイベントを通じて伝えられたらいいなと思っています。」広報担当の阿部望美さん(23歳)は語った。

実行委員会は11の学生団体から構成されているが、当日は復興支援に関わる人たちとの交流、情報、意見交換も積極的に行うことを目的としており、学生だけではなく社会人からの参加も強く求めている。当日は映像による3.11の振り返り、支援活動に携わるゲストからのメッセージ、支援について考えあうグループワーク、サブ企画が催される。(オルタナ北海道支局長=横山光紀)


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Sapporo Youth Conference for 3.11公式ブログ