日本コカ・コーラは28日、「子どものためのオフィス見学デー(キッズデー)」を開催した。 「キッズデー」は、社員が家庭と仕事を両立し、ワークライフバランスを実現できる職場作りを目的に、2009年より開催している。

参加した子どもたちとの集合写真


職場に社員の子どもたちを招待し、オフィス見学や仕事の体験を通して、父親・母親の働く姿を見てもらう機会を提供する

主催はワーキングペアレンツの社内コミュニティ「Happiness Family Club(HFC)」。家庭を持ちながら働く社員が、お互いにサポートし合い、さらに社内の関係各所とも連携する「HFC」は、職場のダイバーシティー(多様性)の推進にも寄与しており、働きがいのある職場作りに貢献している。

今年の「キッズデー」では、3歳から14歳の子どもたちを含む、28家族、総勢71名の親子が参加した。オフィス見学ツアーを実施し、社内の様々な部署を巡った。なかには同僚に子どもを紹介する社員の姿も見られた。

親子でソフトドリンクを制作する


その後、親子で社員食堂にて昼食を取った後、R&D(研究 開発)施設に移動し、親子で協力し合いながら、ソフトドリンク製作や、ラベルをデザインしたオリジナルペットボ トルの製作を行った。

参加した親子からは「子どもに職場を見せられる機会となってよかった」 という声や、「今日のママはかっこよかった。」といった声が聞かれた。

HFC 2012 年「キッズデー」実行委員長シェリー・リンさんは、 「自分の子どもからも『お母さんと一緒に会社に行きたい』と言われることや、他の社員からも『子どもに仕事を見せたい』という声を聞き、こういった活動は継続性が重要と考え、今年も実施した。家族とコミュニケーションを図り、理解を得ることによって、社員が誇りを持って働くことにつながればと思う。今後も、ワーキングペアレンツのサポートを続け、より社員が働きやすいワークスタイルを探求することで、ワークライフバランスに取り組んでいきたいと考えている」と、コメントした。(オルタナS副編集長=池田真隆)