事業を疑似体験するワークショップに参加


17日、Facebookの就活グループを通じて集まった学生を対象とした「ソーシャル就活サミット」が秋葉原で開かれた。学生100人とIT系を中心とした企業10社が参加した。企業紹介の後、それぞれの企業によるグループワークが行われた。事前にお互いがFacebook上で自己紹介を行っていたため、学生、企業担当者とも率直な話ができたようだ。


参加企業のひとつ、保育士や幼稚園教諭の求人を行っている「キャリアフィールド」は、今年から大手就活サイトへの求人情報掲載を止めたという。その理由として、Facebookを使う学生の新しいことに挑戦する意欲の高さを挙げる。「そういう学生を求めているし、Facebook上のやりとりを通じて、お互いにすり合わせができれば」(営業部海野太郎さん)と話す。

サミットでは各企業紹介のあと、それぞれの企業ごとに座談会やワークショップなどが行われた。

参加した学生は「採用担当者から具体的な話が聞けた。Facebookを通じてこれからも就活の情報収集をやっていきたい」という。今後、Facebookなどのソーシャルメディアを通じた就職活動が、より広がる可能性がある。