マグニチュード5.5以上の地震が発生した場合に、あらかじめ作成したつながりリストに自分の居場所を送るアプリ「Earthquake Buddy」が登場した。

地震に備える本格派アプリ


2011年3月11日の東日本大地震で、死者・行方不明者が2万人を超え、地震の多い日本に住むわたしたちには必要になるアプリかもしれない。

地震が発生し、様々な人がバラバラになっている状況で、身内や友人など大切な人の居場所が確認できる。このことだけでも緊急事態に落ち着くことができる人もいるだろう。

このアプリは、地震の際に人々の居場所を特定することで被害を押さえる狙いを持って作成された。利用者は、最大4人までリストに連絡先を追加できる。そして、万が一、マグニチュード5.5以上の地震が発生すると、すぐに作成したリストに登録されている人に居場所を伝えるアラートが送られるよう設計されている。

コンタクトリストに入っていた人にはメールが届き、その人がどこにいるのかをグーグルマップで確認することができる。だから、もし行方不明になっていたとしても、アラートを受け取った人が見つけだし、助けに行くことができるかもしれない。もしくは緊急のサービスに伝えてくれるかもしれない。

「Earthquake Buddy」には、地震に関する便利なTIPSも用意され、緊急時に役に立つガイド代わりにもなるでしょう。アプリをよく知るために動画もチェックしてみましょう。

http://vimeo.com/46280884#

最後に、日本でも防災情報マガジン「Standby」などが立ち上がり、防災に関しての知識や情報を広く伝え、コミュニティづくりをしようという動きがある。

これに加えて、個人でも緊急時に効果を発揮するアプリなど手軽にできる手段は利用して、これから起こりうる震災に備えましょう。(オルタナS編集部員=佐藤慶一)


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