そしてこのシャボン玉倶楽部のことは、アメリカのラジオ番組でも取り上げられた。シャボンズのメンバーは、大きな社会現象をもたらそうと奮闘しているわけではない。喫煙者に対し禁煙を促そうとしているわけでもない。

シャボンズが目指すところは、人と人とのコミュニケーションが街の中で生まれること。そんなきっかけ作りをするために、シャボステーションの設置を思いついたのだ。大人たちがシャボン玉を吹き、そこに会話や笑顔が生まれること、それこそがシャボンズの願いである。

シャボンズは今月25日の朝、イベントを開催する。その名も「サンタの朝活」だ。仕事が始まる前の丸の内で、シャボン玉を吹いて、シャンパンで乾杯。「誰かを喜ばせたいと想う気持ちを持っている人は、みんなサンタクロース」という意味を込めたイベントだ。

去年は50人ほど集まったというから、早朝でありながらも大盛況のイベントである。詳細はホームページに書かれている。クリスマスの朝に、「新しい一服」はどうだろうか。(オルタナS編集部員=大森清香)


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