シャボンズのメンバーに喫煙者はいない。だからこそ、この喫煙所のメリットを他に生かせないかと考え思いついたのが、シャボン玉だった。
「タバコを吸わない人にコミュニケーションの場を提供したい」という想いと、子どもの頃の遊びを組み合わせたことによって生まれたシャボンズ。実際にデパートの屋上で吹いてみたところ、人が集まってきたという。
そして、喫煙所に灰皿があるように、誰でも手ぶらで来て、いつでもできる方法はないかと考えた結果、シャボステーションを思いついた。
今、このシャボステーションは、いくつかのレストランのテラスやゲストハウスに置かれているという。食事が終わって、喫煙者が「一服してくる」と言うように、「シャボン玉吹いてくる」という現象が起きたら面白いと思ったという。