下地准教授らは10月17日夕方、JR大阪駅構内で拡声器を使い、大阪市の震災がれきを受け入れる施策について、「がれき反対」と声をあげるデモ行進をしたとされる。駅構内250メートルを約40人で、ビラを配布しながら行進した。

下地准教授は、「震災がれきに含まれる放射性物質やアスベストなど、本来焼却してはいけない有害物質を全国で焼却し埋め立てようとしている」と主張し、大阪市が来年から開始する震災がれきを受け入れる施策について反対した。

大阪府警は12月9日、この行為に対して無断でのデモ行為と、駅員の呼びかけに応じなかったとして、威力業務妨害と不退去の容疑で逮捕した。

共同声明では「本件宣伝活動は、ハンドマイクなどを用いて、駅頭で、大阪市のがれき処理に関する自らの政治的見解を通行人に伝えるものであって、憲法上強く保護されるべき表現活動だ」とした。

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