3.11東日本大震災で起きた福島原発事故をきっかけに、原発の是非を問うデモが各地で開催されている。
4月9日から福岡で定期的に行われている「ママは原発いりません」福岡パレードや、4月16日に渋谷で行われた「野菜にも一言いわせて!さよなら原発デモ!!」、4月24日の脱原発、自然エネルギーへのシフトを求める「エネルギーシフトパレード」など、そのテーマも様々。
デモへの参加は最も簡単な民意の表現方法の一つだが、未だに「デモって怖い」「そんな事ほんとうにしてもいいの?」という方が多くいるのではないだろうか。
そこで、デモに楽しく参加するための5ステップを以下に紹介。暗く怖いイメージを払拭して、明るく楽しい身近なデモをみんなで作っていきましょう!
ステップ1 友達を誘ってみる。
デモを楽しむためには友達を誘うのが一番。一人で参加するのは恥ずかしくても、友達と行けば勇気百倍!声を上げるのも恥ずかしくない。
デモ開催場所には、お手製のプラカードを持った人たちが続々と集まってくる。デモ会場はさながらプラカードの展覧会に早変わり。自分の作品を道行く人に見せつけよう。
ステップ3 楽器を持っていく。
「シュプレヒコールはちょっと恥ずかしいなぁ」という人には楽器を持っていくのをお勧め。
歩く速度に合わせて鳴る太鼓のリズム、タンバリンや笛の音は、デモに参加している自分はもちろん、周りで見ている人に対しても明るい印象を与える。
ちなみに、ギターやピアニカ等は音が掻き消されて聞こえなくなってしまうので打楽器系が好ましい。
ステップ4 仮装してみる。
「原発はんたーい」と叫ぶだけがデモの表現方法では無い。声だけでなく見た目でも勝負出来るのがデモのいい所。
公道を行進出来る滅多にないチャンス。周りで見ている人たちに自慢の仮装を見せつけよう。
ステップ5 もう一度行ってみる。
デモで再会する友達のことを「デモ友」と言うそう。何度もデモに足を運んでいると見知った顔が増えてきて「あれー?この前もいたよね!?」なんて嬉しい再会が出てくる。これからは合コンでも農コンでもなく、「デモコン」。やってみたいものです。
楽しいデモの出来上がり。
今後も各地で様々なテーマのデモが予定されている。時に「自己満足に過ぎない」と批判されることもあるデモへの参加だが、その一番の目的は、原発に頼らない未来を望む人がどれほど多くいるかを大衆に知らしめる所にある。
怒りをぶつける場ではなく、仲間たちと前向きな未来を想像する場としてのデモに皆さんも参加してみませんか?(オルタナS 鈴木純)