——オルタナSの読者は主に若者が多いのですが、社会に出ると、利益追求と社会課題を解決したいというジレンマに挟まれてしまいます。白木さんも、金融業界で働いている時、「貧困問題を何とかしたい」と、もんもんとした日々を過していたそうですね。

白木:私のキャリアは、紆余曲折の繰り返しです。大学時代は国際協力の勉強をして、社会人になる前に国連でインターンして、エシカルとはほど遠い金融業界を経て、起業しています。

今、振り返ってみると、全ての経験は一つも無駄ではないと思えます。26歳で起業すると決めるまでは、迷い続けてきました。インドで見た子どもたちのために何をすればいいのかわからなく、悩み続けながら日々を過していたのです。自分のことがよくわからない人間でしたね。居場所がなく、精神的にも辛かったです。

でも、結局は、過去の経験が結びつき、今、こうして自分が一番やりたいことをしていられます。だから、若い人たちに言いたいのは、進路への悩みや迷いは、絶対に無駄にはならないということです。真正面から向き合い続けてください。


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