現実とは、大きくかけ離れている、それが現状と言えそうです。
そこで、このような点も踏まえて、この会のはじめには、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科の萩原なつ子教授からミニ講義をしてもらい、「男女共同参画の背景」と「男女の社会的格差の現状」を学びました。
「2012年の日本のジェンダー・ギャップ指数は世界135カ国中、101位」
「2012年の衆院選で当選した女性は、たったの38人」
「育休を取れている男性は、たったの1〜3%」
つまり、日本は、世界に比べて、圧倒的に男と女の社会的な差が大きい国の一つであったわけです。
このような男女の社会的格差の現状を知った上で、その次には、参加者の男子学生同士でワールド・カフェという話し合いの手法を使って、実際に話し合い、考える時間を設けました。全部で話し合いは4ラウンド(各20分程度)、その間に席替えがあり、メンバーを替えて進めていきます。
■男女の差をうめるためにあなたは何ができますか?