−−クエストエデュケーションプログラムを通して、「自分らしく」生きる力を身につけます。宮地さんは、若者たちが自分らしく生きられない課題は何だと分析していますか。

宮地:自分らしく生きられない原因は、リスク回避の結果でしょうね。安全な方程式にとらわれすぎてしまっています。本来、人間は野性と理性のバランスの上になりたっています。しかし、リスクを恐れてしまい、安全な選択ばかりに寄ってしまい、気付くと自分らしさを見失ってしまいます。

社会起業家フォーラムの田坂広志代表は「事業計画やビジネスモデルで成功した企業は1社もない」とおっしゃっていました。成功する事業には、偶発生や思い入れなどの計画にはなかったものが上手く作用しているのです。

同じ選択を取る若者が増えた結果、脳波の同質化が進んでいます。昔は、脳波の同質化が今の時代ほど起きていなかったので、本田宗一郎などの狂人・変人でカリスマ型リーダーが誕生しました。今の時代には、カリスマ型リーダーは生まれづらく、つながっているからこそ、おそらく、巻き込み型リーダーが出てくるでしょう。

コーポレートアクセスコースで発表する生徒たち


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