−−現在、プログラムには全国1万人の生徒が参加しています。成長する生徒の条件とは何だと思いますか。
宮地:器用で成績優秀な生徒より、自分なりのこだわりやがんこさを持っている生徒の方が、より成長していきます。AKY(あえて空気を読まないの略)な子ですね。
−−企業側として、10代の生徒と接するときに気をつける点はありますか。
宮地:企業が学生に対して、見ているのはプロセスにストーリーがあるかです。企業の中では、ダメだしが鋭い人が優秀と言われる傾向にありますが、その考え方こそが、日本全体が創造性を失っている原因です。
10代の頃はダメだしされると、脳が停止します。なので、ワクワク感や、前例のないユニークな考えは誉めてほしいです。
私は、自由自在という言葉が好きです。「自在」とは、「自ら在る」と書きます。自分とは何者なのかを突き詰めたときに、自在になれます。個人の可能性が発揮しやすい時代だからこそ、企業には、創造性の発露を務めてほしいです。
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