同団体は、昨年12月に発足した。学生が運営を行う団体だ。CSRや環境を視点・切り口に企業と学生と社会をつなぐユースプラットフォームとして機能する。
主にDialogue Project、Workshop Projectの二つを外部向けに実施している。Dialogue Projectでは、企業の方に対して普段学生が直接聞くことのできない疑問を投げかけ、対話によりお互いの理解を深めて行く。
Workshop projectで は、CSRレポート・環境報告書を業界ごとに比較し、意見交換・新しいアイディア出しを行う。報告書を通して企業のカラーを見ることが目的のワークショップだ。
今回はDialogue Projectの第一回目を取材した。
ダイアログはまず、三菱電機株式会社 環境推進本部 企画グループマネージャー 高橋徹也氏による取り組みと経験の紹介の後、参加者の学生が少人数のグループに分かれ、事前に目を通して来た三菱電機の環境報告書について意見交換を行った。
学生たちからは、「専門用語が多い」、「本当に伝えたい人は誰なのかわからない」、「CO2が減ると私の生活はどうなるのか?という自分ごとにならないと難しい」、「自分へ恩恵がないと難しい。政府と連携したエコポイントはよかったのでは?」といった意見が出ていた。