「よい」の解釈とはなんだろう?「有名な」ではなさそうである。私はNPOに就く前に、大企業にも中小企業にも属したことがあるが、規模の大小ではないことも気付いた。NPOで働くことで「よい」の解釈に「エシカル」が加わった。
今はエシカルな考えを大切にする企業も増えてきている。そうなるとNPOセクター、企業セクターという区分は古さを感じる。これからは「地域社会をよくしたいと思う組織」と「思わない組織」に分けられていくことだろう。
よい組織が繋がり、よい地域を目指す。そういう時代に存在していることになんだかドキドキする。そしてこれを楽しむ。だから本日も、イバラの道をスキップで行くのである。私の親は理解しないかもしれないが、子どもは理解するはずである。(寄稿・NPO法人Mブリッジ理事長 米山哲司)