あなたのアクションがNPO・NGOへの支援金となるプラットホームがある。「gooddo(グッドゥ)」だ。広告掲載している企業のフェイスブックページの「いいね!」を押す度に50円が、支援先団体への応援コメントを書くことで10円が、支援先のNPOへ寄付される仕組みだ。同サイトで紹介されている商品を購入することで寄付につながるキャンペーンも行われている。(オルタナS副編集長=池田真隆)
支援先団体として紹介されているのは教育支援を行うカタリバや、児童労働問題に対処するかものはしプロジェクトなど13団体。グッドゥの担当者であるセプテーニ・ベンチャーズの下垣圭介さんは、「年内には、掲載する支援先団数を3ケタにしたい」と話す。法人格を所得していれば、学生組織でも掲載可能だという。
グッドゥを開発した背景について、「ソーシャルメディアに可能性を感じたから」と下垣さんは話す。「ソーシャルメディア上では、誰が何を言うのかではなく、何を言うのかが注目される。そこで、最もソーシャルメディア上で共感を獲得できるのは、いいことを発信することだと思った」。
同サービスでは誰かのためになる消費活動である、エシカル消費も実現する。「商品を購入することで、寄付につながる仕組みにしている。これからは商品がエシカルかどうかを購買選択肢に入れて買い物をする層が表れると予測している」。
下垣さんは、「日常を社会貢献にしていきたい」と意気込む。「広告掲載している企業と支援先団体との関係性はあえて持たせていない。このサイトでは、どんな活動でも寄付につながるようにし、社会貢献へのハードルを下げている。自分たちが住んでいる社会の問題を自分事と捉え、消費行動で社会は変えられると実感してほしい」と話す。(オルタナS副編集長=池田真隆)
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