世界のクラウドファンディング市場は2012年度が27億ドル、2013年度が51億ドルと予測され、日本国内でも右肩上がりだ。しかし、問題も発生していた。それは、「支払い月にカード限度額が超えていて支援金が払えないこと」、「目標金額を集めることに成功したがプロジェクトが履行されていないこと」、「リターンが届けられていないこと」などだ。

「これらがリスクとしてあり、企業が参加を嫌がることがあった。そのため、お金の支払い方法から、プロジェクトの履行など、今までの懸念点にすべて対処した」と佐藤代表。

「既存のクラウドファンディングサイトはウェブサービスであった。だから、スピードが重視され、6割の完成状態で世の中にリリースし、ユーザーの反応を見て改善していた。しかし、シューティングスターは金融サービスを目指す。なので、リスクをなくすまで世の中に出さなかった」

弁護士を仲間に加え、トラブルが起きるリスクを減らした。さらに、ジャスト・ギビング・ジャパンを運営してきた3年間でクレームは0件という実績もある。

12日、リリース記念の記者会見が行われた。右から堀潤氏、佐藤大吾氏、高橋歩氏、平学氏

あらゆる分野で寄付の小口化を

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