ココナッツの恵みを日本の消費者に届ける活動を通じて、フィリピンの貧困層支援をしている会社がある。設立9年目を迎えたココウェル(大阪市都島区)だ。フィリピンの人たちが生産したココナッツを、独自の商品開発で化粧品、食料品、雑貨に加工し、輸入販売する。「支援拡大のためにもココナッツ産業の持続的発展に貢献したい」と話す水井裕(ゆう)社長(36)に、起業のきっかけと今後の展望を聞いた。(聞き手・オルタナS関西支局特派員=笹山大志)

「ココナッツで一刻も早くフィリピンの貧困問題を解決したい」と語る水井裕社長=遊企画ビル(大阪市中央区)

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