9月1日は防災の日。ふだんは忘れがちな、自分の町の防災について改めて考えてみたい機会だ。現在、官と民が手を組み、防災のための「音」の改革に取り組む自治体が増えている。東日本大震災発生時、住民に正確な避難情報を伝えるはずの防災行政無線の音声が「聞き取れなかった」というケースが約半数(※)にのぼり、被害拡大を食い止められなかった反省からだ。災害時に人命を救うため、音にできることとは。

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