スターバックスコーヒージャパン(東京・品川)は2日、東日本大震災の復興支援を目的とした特別なスターバックスカード「スターバックス カード ハミングバード」を期間限定で発行する。顧客とスターバックスが一緒になって取り組む寄附プログラムだ。

この取り組みは昨年に続き2年目。昨年は「スターバックス カード ハミングバード」を通じた復興支援プログラムを実施した。このプログラムは、顧客からカード発行時に預かる寄附金と、このカードの使用による売上の一部を、震災遺児の高等教育進学を支援する公益財団法人「みちのく未来基金」 ( 仙台市)に寄附するものだ。昨年は、97132人から1900万円を超える寄附が実現した。

スターバックスでは今年も、新しいデザインの「スターバックス カード ハミングバード」を発行し、このプログラムを実施する。昨年は、一杯のカップから生まれる小さな想い(ハート)をハチドリ(ハミングバード)が運ぶ姿を描いたが、今年は、昨年に引き続き南米アンデスに伝わる民話「ハチドリのひとしずく」をモチーフにカップをデザインした。

■プログラム概要

カード発行期間:2013年9月2日(月)~10月31日(木) (スターバックス カード ハミングバード 2013対象)
寄附対象期間 :2013年9月2日(月)~12月25日(水)
※昨年発行の「スターバックス カード ハミングバード」も対象になる。

■「スターバックス カード ハミングバード」 を通じて実施する寄附プログラムの内容

1、スターバックス カード ハミングバード発行時に、100円を寄附。
2、本カードで支払いした金額の1%相当をスターバックスから寄附金として拠出。
3、①②を合わせて、公益財団法人みちのく未来基金へ寄附。

対象期間中に集まった寄附金は、東日本大震災によって震災遺児となった高等学校卒業者の大学や専門学校といった高等教育への進学を支援するために設立された公益財団法人「みちのく未来基金」に寄附する。寄附先となる 「みちのく未来基金」は、すべての震災遺児が成人するまでの今後20年以上にわたって活動を行い、将来の被災地復興の礎となる若い世代の進学を継続的に支援する目的で運営されている。