認定NPOキーパーソン21は子どもたちが将来の生き方や仕事について考え、自分で進路選択をし、生き生きと仕事をして自立して生きていくことを大きな願いとしてこれまで25000人以上のこどもたちの支援を行ってきています。
しかしながら、平成23年、国内の自殺者が30651人と平成10年以来初めて31000人を下回った一方で、大学生の自殺者が1000人を越えたという発表が政府よりあり、「自立」の直前に「自殺」する学生の数の多さにショックを受けております。
そこで「自殺と自立」その境目にあるものが何なのかを探りだし、私たち大人は何ができるのかをみなさまと一緒に考えたいと思います。
「若者の自殺と自立」を題材に、第一回は、精神科医の香山リカ氏に基調講演として「自殺しない心、自立したくなる心」をテーマにお話しいただきました。
参加いただいた方からは、
・自己肯定感が大切なことがわかった。
・ハードルをあげて自分を追い込んでしまう若者は大人が作り出しているのだと思った。
・楽しみながら様々な視点を得ることができてよかった。
・様々な価値観を認めたりありのままでもOKといえるような社会を目指したいと思いました。
・感動して気付いたら涙があふれてとまらなくなっていました(月乃氏の詩の朗読を聞いて)。
といった声を頂戴し、参加されたみなさまの熱く真剣なまなざし、ときに笑いときに涙を流し、終了後も興奮して楽しげに語り合う姿に、喜んでいただけたことを実感いたしました。
詳しくは ↓ 活動報告をご覧ください。
http://keyperson21.seesaa.net/article/368120282.html
そして、きたる9月28日(土)「若者の自殺と自立を考える」第二回は、脳科学者の茂木健一郎氏に「自殺しない脳、自立したくなる脳」をテーマに講演いただきます。基調講演の後は、前回参加された方から「ともすると重くなりがちなテーマを、枠を取っ払って本音でしかも笑いの要素も盛り込んで楽しく、理解も共感も深まりました」と好評だったパネルディスカッションを新潟のお笑い集団NAMARAの代表江口歩氏の司会進行で、自殺未遂経験者であり「こわれ者の祭典」代表の月乃光司氏、障がい者、引きこもりなど就業困難者の就業機会を創出する「20大雇用」に取り組まれているアイエスエフネットグループ代表渡邉幸義氏をお迎えし、行います。
2013年度キーパーソン21チャリティカレッジ
「子どもたちの明るい未来のために ~若者の自殺と自立を考える~」
第二回 2013年9月28日(土)14:00~16:40(13:30受付開始)
基調講演:茂木健一郎氏「自殺しない脳、自立したくなる脳」
■場所 東京ウィメンズプラザホール
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67(地下の入り口からお入りください)
JR山手線・東急東横線・京王井の頭線:渋谷駅徒歩12分、
地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線:表参道駅徒歩7分
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
■プログラム
14:00~14:05 開会挨拶 NPO法人キーパーソン21代表理事朝山あつこ
14:05~14:45 基調講演 茂木健一郎氏
14:45~14:50 休憩
14:50~16:00 パネルディスカッション&質疑応答
コーディネーター 江口歩氏(新潟お笑い集団NAMARA代表)
パネリスト 茂木健一郎氏(理学博士)
月乃光司氏(こわれ者の祭典代表)
渡邉幸義氏(アイエスエフネットグループ代表)
16:00~16:10 支援団体の紹介
16:10~16:40 支援団体との情報交換会(自由参加)
※参加費:前売り3000円 当日3500円
■お申込み方法
お申込みフォーマットにご記入の上、送信してください。