子どもの教育格差をなくす活動をするNPO法人3keys(スリーキーズ)が主催する講演会「Child Issue Seminar」の第5回目が3月23日、日比谷コンペンションホールで行われる。「家族」「学校」など子どもを取り巻く問題について学ぶこの講演会だが、今回が最終回となる。(オルタナS特派員=佐藤理来)
途上国だけでなく、日本に住む子どもたちも、さまざまな問題に囲まれている。豊かになったと思われる日本だが、厚生労働省の調査によると「子どもの貧困率」(2009年)は15.7%と、およそ6人に1人の子どもは貧困にあるといえる。母子家庭世帯の貧困率は66%と高く、社会保障が追いついていない現状がある。
第5回構成でこれまで「家族」、「地域」、「企業」、「学校」というテーマで子どもを取り巻く問題について考えてきたが、締めくくりとなる今回は「社会全体」というテーマから子どもたちの自立に官・民が担うべき役割などを論じていく予定だ。
今回講師となるのは、湯浅誠氏。年越し派遣村村長をはじめ、民間としての反貧困の活動と内閣府参与など官側としての活動の両方を行ってきた経歴を持つ。
参加費は2000円、高校生以下は参加費は無料(受付にて学生証の提示が必要)。定員は200名でWebフォームにて事前の予約が必要となる。
■イベント概要
・日時
3月23日(日)15:00~17:00
※開場:14:40
・会場
日比谷コンペンションホール(日比谷文化図書館内)
住所:千代田区日比谷公園1番4号(旧・都立日比谷図書館)
・申込方法
以下のURLから
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携帯の方はこちら:http://ws.formzu.net/mfgen/S55931955/