神保町のコワーキングスペース「EDITORY(エディトリー)」に、サンフランシスコの街全体から注目を浴びているコワーキングスペースのディレクターがやってくる。その男は、デジタルガレージの稲葉拓氏だ。サンフランシスコと東京のコワーキングスペースの対比や、そこで生まれているビジネスやコミュニティを話し合う。(オルタナS副編集長=池田真隆)

稲葉氏はサンフランシスコのインキュベーションセンター「Digital Garage @ 717 Market Street」(通称:DG717)の運営に携わっている。当日は、エディトリーのディレクターである江口晋太朗氏とトークセッションする。テーマは、「コワーキングと地域の関係」だ。

【稲葉拓】
1999年に渡米。監査法人KPMGでSilicon ValleyのIT企業への監査経験を積んだ後、2012年Digital Garage US, Inc(DGUS)の財務担当として入社。Digital Garage のIncubation ecosystemの中核を担うDG 717の立ち上げに従事し、2013年11月にOpen。 現在DGUSのboard memberとして、USグループ会社の財務及びDG717の運営に携わる。

▶DG717とは
DG717は、最先端技術やインターネットビジネスを手がけるグローバルな企業を次々に生み出すサンフランシスコにデジタルガレージが開設したインキュベーションセンターです。米国だけでなくアジアを含む世界からアントレプレナー(起業家)やエンジニア、アーティストが集まり、インターネットビジネスはもとより、食やアート、伝統工芸といった文化の面で、交流し互いに触発し合う場にすることを目指します。ここから次世代のインターネットビジネスを担うグローバルな人材や企業を生み出していくのが狙いです。

【江口晋太朗】
1984年8月生まれ。福岡県出身。編集者、ジャーナリスト、コンテンツディレクター。執筆活動や、情報設計や情報環境デザインをもとにしたコンテンツ企画制作やプロデュース等を手がける。コミュニケーションデザインや場作り、ファシリテーションをもとに、情報・環境・アート・デザイン・テクノロジーなど、ジャンルを超えた様々な分野を横断しながら活動。最近のテーマは社会イノベーションやUrbanFuture、Urban Designなどの都市未来創造。EDITORY神保町運営ディレクターを務める。ネット選挙解禁に向けて活動したOneVoice Capmaign発起人。現在は、オープンデータやオープンガバメントの推進による市民と政治・行政の新しい形を模索するOpenKnowledge Foundation JapanやCode forJapanの活動に関わる。コミュニティデザインマガジン「マチノコト」編集。著書に『パブリックシフトネット選挙から始まる「私たち」の政治』『社会をパブリックシフトするために 2013参院選 ネット選挙の課題と未来』など。

■開催概要
・日時:2014年4月8日(火)19:30 – 21:30(19:00開場)
・場所:EDITORY 2F 東京都千代田区神田神保町2-12-3 安富ビル2F
・参加費:前売 1,000円、当日 1,500円(会場にて) ※1ドリンク付
・定員:30名
・主催:EDITORY神保町
・申し込み:http://editorytfirstanniversary.peatix.com/