斎藤悠輔さん(獨協大学経済学部4年・22)は今年4月から海外26カ国を周る世界一周の旅に出かける。「食」をテーマに置き、その土地のおふくろの味を堪能する。斎藤さんは学生でありながら、居酒屋の店長を務めており、帰国後は多国籍料理居酒屋を開店することを目指す。その斎藤さんは現在旅費を集めるために、クラウドファンディングに挑戦している。残り1日となった今、旅への決意を寄稿してもらった。
(寄稿・斎藤悠輔)
この旅のゴールは、おふくろの味という誰もが持っている原体験をテーマに世界一周をして、 帰国後に、世界の食文化を味わえる最高の居酒屋を学生だけでつくることです。
「おふくろの味を巡る世界一周」メッセージ動画
◆概要
世界一周中は約65大学を訪問して、 「あなたのおふくろの味はなんですか?」 と各国の大学生に質問します。 現地の家庭にお邪魔して、26各国の家庭料理を取材し、レシピ、動画、写真を、メディアを通して世界一周中に発信します。 ただの料理だけの写真じゃなく、家族の温かさをおふくろの味エピソードと一緒に取材します。
◆クラウドファンディングサービスREADYFOR? https://readyfor.jp/projects/sekainoohukuro
今回、より多くの人に私の旅を知ってもらうため、 旅中の資金を集めるために、 クラウドファンディングを始めまして、 おかげさまで多くの皆様のご支援が集まりました。そしていよいよ残り1日になりました。 もし共感していただけたらご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
◆日本の地方文化を世界に
僕のおふくろの味は納豆汁です。 日本の食文化を知ってもらうために、 海外の人にご馳走してもらう代わりに 納豆汁を振る舞います。
私の地元は秋田の花火で有名な大曲という街です。 旅中は『大曲の納豆汁』旨めもの研究会の海外調査特派員として、 納豆汁を世界に発信する活動もします。「地方文化を東京に」だけでなく、 「地方文化を世界に」という新たな可能性を 世界一周で模索します。
◆きっかけ
大学に入学すると同時に上京しました。 自分の大学が大好きで、大学生の学生生活をもっと楽しくしたい。 その想いで、大学の近くに学生居酒屋を立ち上げました。 獨協生の想い出がたくさん詰まった場所に。 獨協生の笑顔でいっぱいの場所を創るというコンセプトのもと経営しています。
学生居酒屋の経営でつまづいたとき、秋田の実家に帰省しました。 何もしなくても食卓に並ぶ料理を見ておふくろの味の有り難さに感動したんです。
◆この旅で社会に発信したいこと
世界のおふくろの味を通して、海外の食文化をを知るキッカケになりたい。 なにより、日本で見てくれる方々がワクワクするようなそんな情報を届けたい。 そして、帰国後に作る学生居酒屋は世に無いたった一つのお店を作る。 世界の食文化を学生だけで発信し続ける居酒屋です。