「すべての子どものための教育」
そんな文句をよく聞くけれど、「すべての子ども」とは一体誰なのでしょうか?

公教育において、目の前の子どもたちはすべて「ちがう特性」を持っています。
しかし、LGBTのことは知っているけど、子どもの貧困についてはあまり知らない。
いじめられている子どもは想定しているけど、性暴力被害者の子どもは想定できていない、などのように、
ある子どもに目を向けていても、「それ以外」の存在が抜け落ちてしまっていることは少なくありません。

ひとりひとりの子どもの特性は違うからこそ、そのひとつひとつに焦点をあて、専門性を共有し、その上で枠を越え横断的に議論することが、
「すべての子ども」を包括した教育への第一歩となるのではないでしょうか?

子どもに関わるすべての大人は「先生」である。
だからこそ、今、すべての大人と一緒に「すべての子ども」を考える。

【登壇者】
◆「現代の教育課題と向き合う ―Teach For Japanのとらえる教育の未来とは―」
 松田悠介さん(NPO法人Teach for Japan 代表理事)
◆「多様なニーズに応えるインクルーシブ教育とは〜「障害」に焦点をあてて〜」
 野口晃菜さん(インクルーシブ教育研究者、株式会社ウイングル インクルーシブ教育研究会あぜみ主催)
◆「不登校問題の『解決』って、どういうこと?」 
阿部伸一さん(特定非営利活動法人 いばしょづくり 代表)
◆「こどもたちの世界での多様性社会」
 小笠原舞さん(こどもみらいプロデューサー/こどもみらい探求社共同代表/asobi基地)
◆「LGBTの子どもも過ごしやすい教室づくり」
 藥師実芳さん(特定非営利活動法人ReBit 代表理事) 
◆「『すべての子ども』が包括される教育のためにできること」
 ※ワールドカフェ(来場者参加型)

【イベント概要】
日 時:6月28日(土)16時開場、16時半開演、21時終了
場 所:池袋駅(徒歩5分程度の会場)
対 象:子どもにかかわる大人(教育関係者、学生など)
資料代:1500円(学生1000円)
お申込:https://ssl.kokucheese.com/event/entry/175600/(要申込)
主 催:特定非営利活動法人ReBit