ハッピーアースデイ大阪実行委員会(実行委員長:水井裕)は3月14日、15日の2日間、久宝寺緑地(大阪府八尾市)で9回目となる「ハッピーアースデイ大阪」を開く。企画から運営まで学生主体で行う、日本で唯一のアースデイで、今回は過去最高の44企画を実施。1万5000人の来場を目指す。(オルタナS関西支局特派員=近藤 浩己)
「環境のことを考え、行動する日」として、世界中に広がるアースデイ。その大阪版とも言える同イベントは、近畿大学に通う一人の学生の熱意から始まった。「大学のある地域で環境イベントをやりたい」という学生の思いを受け、地元八尾市の企業や教育委員会などがサポート。来場者1万人を超えるビッグイベントに成長した。
44企画の中には、今回初めて開催される企画も。地元八尾の不易糊工業のフエキ糊を使った紙風船づくりや、農薬を使わず栽培したハーブを使ったハーブ足湯などだ。このほか、リサイクルガラスや廃油を使った「キャンドルナイト」、自然を感じながら公園内を走る「チャリティマラソン」なども実施される。
実行委員会のメンバーの一人は「今後は八尾市だけではなく、大阪府全域の方に参加してもらえるよう活動の幅を広げていきたい。行動を起こす人の背中をそっと押してあげられる存在になれれば」と話す。
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