英国リーズ大学でサステイナビリティ(持続可能性)を学ぶ大学4年生平 芙実加さんの記事一覧ページです。イギリスのサステイナビリティ実践集を紹介。サステイナビリティとは社会・経済・環境をどうやって持続可能にできるかを考える学問やその活動のこと。今イギリスで何が起こっているのか、筆者が見聞きしたサステイナビリティのヒントを伝えます。

「もったいない」や「三方よし」などサステイナビリティに通じるアイディアを持つ日本。サステイナビリティがさらに身近なものになり、一歩踏み出す輪が広がるように。持続可能な社会―Sustainable Society-に向けて。

平さん

平 芙実加(たいら ふみか):
1993年鹿児島生まれ熊本育ち。熊本大学文学部所属。とびたて留学ジャパン1期生。震災関連の学生プロジェクトに県代表として関わる。その後、書籍を通じて何かを犠牲に利益を生み出す社会のシステムに疑問を持つように。エシカルや社会的企業などの社会や環境に配慮したアイディアを知るうちに、それらの共通のゴールはサステイナブルな社会の実現であると認識。以来、サステイナビリティが現代のシステム改善の鍵ではないかと強い関心を抱くようになり、サステイナブルなビジネスやライフスタイルを広めたいと考えている。

※クリックすると、各記事をみることができます!


コレクティブハウス01

イギリス生まれのエコで経済的な「コレクティブハウス」とは

LILAC(Low Impact Living Affordable Community)はイギリス初の「エコで経済的」がコンセプトのコレクティブハウスだ。20世帯が同じ敷地内でコンセプト通りの暮らしを実現している。コミュニティー構築機能があり環境負荷も小さく経済的だと言われるコレクティブハウスで従来の地域コミュニティーの再興が見える。

da9c8fe340571bb3c3001d536a63234d-533x400

売れ残りのジャガイモが食材!? 廃棄食料によるカフェ英国で

廃棄されるはずだった食料で食事を提供しているカフェ、The Real Junk Food Project(以下、TRJFP)が英国で注目を集めている。このカフェが2013年12月のオープン以来13か月間でセーブした食料は約35トン、20,000食分(TRJFP調べ)。来るもの拒まずの精神でお客が払いたいだけ払うシステム(Pay as you feel)により、地域のコミュニティー活性にも一役買っている。

[showwhatsnew]