野村総合研究所は4月7日、福島県大熊町教育委員会に電子黒板2台を寄贈した。同社で不要となった書籍を売却し、電子黒板を購入した。同社はこの電子黒板を使用して、同町の小学校でコンサルティングの体験授業を実施し、ICT教育支援を行う。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

寄贈された電子黒板

寄贈された電子黒板

同社は電子黒板を同町の教育委員会に寄付し、大野小学校、熊町小学校で活用する。2015年秋ごろをめどに、同社の教育プログラムを両校の4~6年生に実施する予定だ。電子黒板は、同社が業務で使用し、不要になった書籍2万248冊を売却して購入した。

同日には、寄贈式が行われ、大熊町の武内敏英教育長は、「将来、原発事故からの町の復興を担う人材が育ってほしい。そうした人材の育成にも電子黒板を活用していきたい」と話した。

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