東京・石神井から、村づくりムーブメントを仕掛ける動きが起きている。「参加型コミュニティメディア」を立ち上げ、村での暮らしをリアルタイムで発信していく。新たなライフスタイルを見つけるきっかけになりそうだ。(早稲田大学高野ゼミ支局=松岡 沙生・早稲田大学法学部2年)

「村づくりサボ」の発起人、坂井勇貴さん

「村づくりサボ」の発起人、坂井勇貴さん

熊本県の三角エコビレッジのサイハテ村に住んでいる坂井勇貴さんは、参加型コミュニティメディア「大学生×村づくり×LIFEwork研究所』、題して「村づくりサボ」を立ち上げる。

「村づくりサボ」には、主に3つの特徴がある。1つは、参加型コミュニテイメディアであることだ。大学生が運営するフェイスブックページ「大学生による村づくりサボ』では、「村づくり」に関する様々な情報(ECO、衣食住、アート、生業、地域活性化、思想、etc…)を自由に投稿してもらう形だ。記事や企画に興味・関心をもった人たちがリアルにつながり、実際に村づくりを体験し、ビジョンが合う仲間と面白い企画を考え、実際に形にしてみる媒体である事を目指す。

2つ目は、大学生を対象の中心としていることだ。なぜ、大学生なのか。それは、既成概念でがんじがらめになった社会に組み込まれる前に、多様な世界観や生き方がある事を少しでも多くの若者に知っておいて欲しいという、発起人の坂井さんの願いである。

坂井さんは、「自分らしく生きる道は、社会に出てからも探し続け実践していく中にある」と語る。社会に出た時に、仕事に対するウェイトが大きくなりがちだが、LIFEとworkのバランスを取れるチカラを身に付けて欲しいという。「村づくり」という経験を通して、夢を語り助け合える仲間と出会える場を生み出す。

3つ目は、村づくりに関するコンテンツをリアルタイムで発信していくこと。様々な企画の中で起こるヒューマンドラマにこそ真価があるという思いで、困ったこと、問題、新たな発見など、ありのままの出来事をそれぞれのコミュニティがリアルタイムで「過程」を発信していく。結果よりも過程にこだわるのは、村づくりというカルチャーをみんなで共有したいという思いから。

「村づくりサボ」のミーテイング風景@石神井

「村づくりサボ」のミーテイング風景@石神井

参加型コミュニテイメディア「村づくりサボ」に参加することによって、自分が求めていたライフスタイルが見えてくるかもしれない。

*坂井さんは現在、同じサイハテ村の住人であり、オルタナティブ建築家の小堺康司氏と共に、静岡で、日本最大のアースバッグ建築プロジェクトを進行中。「アースバッグビルダーと作るコミュニティLIFE」というコンテンツで、モノづくりを通して生まれるコミュニティカルチャーの過程をFacebookやブログで発信している。※日本アースバッグ協会

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