単独でチャリティウォークをするディリップシュナールさん

単独でチャリティウォークをするディリップシュナールさん

実は、ネパールと日本の間には長い友好の歴史がある。ヒマラヤを訪れる日本人たちも現地の人々と交流を重ねてきた。「ネパールを始めて訪れた日本人、河口 慧海(1866-1945)が日本を旅立った場所が神戸港だ。日本とネパールの交流が始まった原点に、当時を思い起こしながら歩いて辿り着きたい」とも話す。

この夏、家族との久しぶりの再会を果たしたシュナールさん。自らも被災時のショックによるPTSDに悩まされ眠れない日々が今も続く。その彼を応援しようと初音ミクで有名なクリプトンフューチャーメディア(札幌市)の伊藤社長ら日本の旧知の友人たちが集まり、今回のチャリティウォークを実施するに至った。障がい者らによるホームページ製作をおこなうコロコは今回の旅のWEBページを立ち上げる作業を急ピッチで行っている。さらに学生が旅の道中身に着けるTシャツをデザインした。

この旅の出発は8月9日。北海道の苫小牧港を旅立ち、仙台港から一日30km~40kmを目処に、仙台、福島、郡山、関東を巡って、神戸まで訪問する。宿泊先は決まっていないため、ホームステイ先も募集している。旅の様子や人々との交流は、シュナールさん自らのフェイスブックページやこれから立ち上がるWEBページで随時報告される。

Dilip BK Sunar フェイスブックページ
 
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