ここで利用されている寄付金控除は、どれほどのメリットになるのだろうか。寄付金控除とは、特定のNPO団体などに寄付をし、確定申告することで所得税が返還される制度のことだ。
つまり、支払う税金が安くなるのだ。従来の募金箱にお金を入れる寄付では、この寄付金控除を利用することはできない。確定申告の手続きを終え、58,320円寄付(売上)した場合、22,500円の節税になるという。
寄付控除に関する詳細は、wajaのHPに掲載されているので参照していただきたい。実際のところ、日常生活の中で寄付金控除という言葉を耳にする機会はあまりない。税金と聞くと、難しいイメージを持つ人も多いだろう。
しかし、実際の手続きはとても単純だ。節税したい、そんなニーズから寄付する人もいる。寄付への動機は多様化し、日常的な生活を社会貢献に結びつけることができる仕組みが生まれている。
気がつかないところで、手軽に寄付できる機会は増えており、無意識のうちに寄付になっていることもあり得るだろう。そんな善意の有無にかかわらず、チャリティが行えるからこそ、支援先の団体を知ることが重要になる。
FCPの長期構想は、ファッションと社会貢献をつなぐ新たなプラットフォームを実現することだ。不用品を利用しての社会貢献と寄付金控除をもっと広めていく必要がある。「もったいない」を社会貢献に結びつけ、消費者のニーズにも応えられる日本ならではのチャリティの仕組みを普及させることを目指している。
寄付による社会貢献のあり方が変化しつつある。先日の24時間TVでは、10億円近い寄付金が全国から寄せられた。心から社会貢献をしたいと思った人もいるはずだが、24時間TVという機会があったからこそ、寄付した人が大半ではないだろうか。実際、日常的に寄付をする人は少ない。
もし、寄付することで社会貢献になり、自分にもメリットがあるとわかれば寄付へのイメージは変わるのではないだろうか?
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